電磁波過敏症を抑えるために、体内の余分な電気を放電する手段に「アーシング」という方法をご案内します。このページでは、アーシングの基礎知識や、アーシングの行い方、室内でもアーシングができる便利グッズなどをご紹介していきます。これからアーシングを始める際の参考情報としてどうぞ。
アーシングと期待される効果
アーシングとは?
「アーシング」とは、電化製品等において、漏電時等に電気の逃げ道としてアース線に接続するということが一般的ですが、その意味するところは、「大地と繋がること」です。ここでの「アーシング」は、体内に蓄積されたプラス電子を体外に放電し、大地からマイナス電子を吸収することで、肉体の電気的な安定を維持することを言います。一番シンプルなアーシングは、裸足になり、大地(=地球)と接地(=アース)することです。アーシングすることにより、帯電したプラスイオンや静電気を大地に戻し、母なる地球から発生するマイナスイオンや大地のエネルギーを体内に取り込み、肉体の電気的安定を得ることで、心身をリラックスさせることが出来ると考えられています。
現代には、テレビやエアコン、パソコン、携帯電話、無線など、室内外には低い周波数の電磁波を発生させる多くの電化製品があり、これらによって体内にプラスイオンや静電気が蓄積(帯電)しますと、疲労を感じたり、けだるい気分になったり、不調感を覚えることがあると言われています。また、体内に不要な電気が蓄積されますと、人やペット、ドアノブなどに触れたときにビリビリと静電気が発生することになり、相手や自分にも痛みや不快感を与えてしまいます。電化製品に囲まれた生活では、自分でも気づかない間に体内に静電気などをため込んでいる可能性がありますので、不調感を覚え、ストレスを感じたときは、大地に素足をつけて、地球と直接つながり、大地が持つ自然パワーを体感されてはいかがでしょうか?
アーシングの考え方
アーシングは、裸足や素手、肘などを大地につけるだけで簡単に行える健康方法ですが、アーシングについての基礎知識があると、自分の家庭や生活環境に合わせた方法でアーシングを行えるようになります。
人間の身体は伝導体ですが、電子レンジや冷蔵庫、エアコン、テレビ、パソコン、スマホなどの電磁波を発生させる電化製品に囲まれた生活をしていると、体内に余分な電気をため込んでしまう恐れがあります。アーシングは、靴やソックスを脱いで素足で大地に立って歩くだけで行える健康方法ですので、難しい専門的な知識や器具は必要なく、誰でも簡単に行えます。海や湖、草原、山以外にも、自宅の庭や近所の公園などで、散歩や家事の合間、仕事帰りなど自分の自由な時間にアーシングをすることができます。
その一方で、地面がコンクリート舗装されている都会などで生活していますと、素足を大地につける機会がなかなか無く、アーシングを行いづらい環境と言えます。コンクリートの地面でもコンクリートが濡れていればアーシング効果が得られるという説もありますが、大地が持つ自由電子と効率的につながるためには、直接大地と接地することが理想的です。また、アーシングは毎日継続して行うことが良いとされていますので、天候の影響で外に出られなかったり、まとまった時間が取れないなどの理由で、アーシングを行えない日が出てくるとキチンと効果が実感できなくなってくなってしまいます。
天候や環境に左右されることなく、日々継続的にアーシングを行うためには、室内でのアーシングができる環境を用意することが必要となります。建物の床などに使用されている材料の多くは、電気を通さない非伝導体ですので、室内で素足になってもアーシングの効果はあまり得られません。室内で効率的にアーシングをするためには、アーシングマットやアーシングクロスなど、室内でもアーシングができるグッズのご利用がオススメです。室内でのアーシングについては、人目や時間、天候、場所を気にせずご自分のペースで思うがまま、アーシングすることができます。
アーシングの方法
先述したとおり、基本的なアーシング方法は、靴や靴下を脱いで裸足になり、海や川、湖、草原、山などを歩くことです。特に、海や川、湖などの水辺は、より電子を伝導しやすいことから、アーシングを行う場所として最適であるとされています。海のアーシングは、磯の香りや心地よい潮風を感じ、日光浴をしながら遠方まで広がる視界とともに開放的な気分で地球とつながれますので、リラックス効果やストレス解消の点でも、理想的と言えます。また、朝露に濡れた草原や大地を素足で歩くアーシングは、足裏から大地のマイナスイオンが伝わりやすいとされていますので、早朝散歩もオススメです。ただ、現代の靴は、靴底がゴムや合皮などの絶縁体で作られている物が多く、それらの素材では大地と足との間を「絶縁」してしまうので、日常生活の中でアーシングを行いたいとお考えの場合は、底が革で作られた履物がオススメです。また、アーシングは、毎日30分以上継続して行うことが良いとされていますが、仕事や家事、学業などの忙しさから、まとまった時間が取れない場合は、アーシンググッズを利用して室内で無理なくアーシングを行いましょう。アーシンググッズには、就寝中にアーシングができるアーシングシーツや、椅子や床などで使えるアーシングマットやアーシングクッションで、無理なくアーシングすることができます。アーシングは手軽にできる反面、個人の生活環境によって効率的にアーシングする方法が異なりますので、ご自身に合ったアーシング方法を見つけ、母なる地球の大地パワーをしっかりと受け取りましょう。
室内アーシンググッズのご紹介
生活環境や天候に左右されずに毎日手軽にアーシングする方法として、便利なアーシンググッズをご紹介します。
アーシングシーツは睡眠中に体内のプラスイオンや静電気を放電できますので、アーシングを行いながら気持ち良く眠りたい人にオススメです。アーシングブランケットやアーシングクッションはソファや椅子に敷いたり膝にかけたりするだけで、くつろいだ状態でアーシングできます。
他にも、アーシングクロスやアーシングプレートなどがあります。長時間過ごすリビングルームは、たくさんの家庭用電化製品や電気配線が集中する部屋でもあります。電磁波にさらされないためにも、電気配線が数多く収納されている壁の中のパイプスペースや、家電が数多く置かれているラックを、アーシングクロスで覆うことで、電磁波を丸ごとガードする「シールド」という効果が期待できます。アーシングクロスは、1.2メートル幅の生地となりますので、切ったり縫いあわせたりして、使いたい場所に使いたい形でご利用いただけます。パソコンや録画機器、テレビなどの電化製品には、アーシングプレートを利用して滞留する電気や静電気を大地に戻すアーシングをしてあげましょう。室内で行うアーシングは、野外でのアーシングよりもコストがかかりますが、自宅や職場でいつでも好きなときにアーシングが行えますし、天候にも左右されませんので、日常生活の中で肉体に蓄積した静電気を無理なく放電できることが最大の魅力です。また、衣服を購入するときは静電気を溜め込みやすい材質の組み合わせを避けたり、靴底が革で作られた靴を履いたりすることで、なるべく体内に静電気が蓄積しないようにすることで、肉体にマイナス電子や静電気を溜め込みにくい生活を心がけてください。
アーシングのまとめ
ここまで、アーシングの基本知識からアーシングの方法、アーシンググッズをご紹介いたしましたが、アーシングについては詳しい関連書籍が出版されていますので、アーシングに秘められた健康サポートの可能性をさらに知りたい方は、アーシングの関連書籍をお読みになることをオススメします。
肉体に蓄積されていくプラスイオンや静電気は、自分では気づきにくいものですので、日頃から積極的に体内の余分な電気を放出する必要があります。電磁波を発生させる電化製品に囲まれた生活で蓄積した疲労感や倦怠感、ストレス、不調感を整えるためにも、毎日継続してアーシングを行って体内の電気的安定をスムーズにし、心身ともにリラックスさせましょう。
アーシングは自分で実際に試してみなければ体感できませんので、暗い気持ちや状態を持ち続けている方は、まずは一ヶ月間アーシングを試してみて、地球や大地が持つエネルギーを体感されてはいかがでしょうか?これからアーシングを始める人や既にアーシングを体験されている方にとって、当サイトが皆さまのお役に立てれば幸いです。